万全の準備することの重要性

栃木SC所属勝又慶典。

 

大学時代、3年間を共にした一つ下の後輩は、初めて僕らの合宿に参加した時、

 

類いまれなスピードと得点力に驚かされました。

 

サッカーの時もそれ以外も常に一緒にいましたが、お互いサッカーの話しはほとんど

 

しなかった。するとすればゲームのウイニングイレブンを毎日のようにしていた。

 

彼の辛いときも一緒にいたが、こっちが驚くほどポジティブに状況を打破する場面を多々見た。

 

 

町田ゼルビアに入団し、JFL得点王や、ベストイレブン、J2昇格など数々のタイトルを獲得した。

しかしそこにもたくさんの挫折があっただろう。

 

キャプテンとなった年、出番が中々訪れなかった中でもチームを勝又なりに支え、結果JFL降格となったが、その経験がまたひとつ彼を大きくしたのでしょう。

 

ゼルビアへの愛情は話しをしていると今も感じる。
それだけ成長させてもらったクラブなのだろう。

 

その中でJ2で戦う事に拘り、移籍を決めた栃木SC。

 

彼の試合を今年4試合ほど観に行ったが、ゲーム中のアップは常に先頭。
外から出ている選手に懸命に声を出している。

交代選手が呼ばれると誰よりもその選手を盛り上げ試合に送り出す。

 

自分自身はチャンスをいつでもモノに出来るよう万全の準備を怠らない。

 

未だFWとして結果は残せていない。
FWというサッカー人生を歩んでいる人間としてゴールを決めれていない事に並々ならぬ思いは言うまでもないでしょう。

 

しかし、少ない時間で出場するとサポーターからの勝又コールは鳴り止まない。

サポーターの勝又に対する期待の現れでしょう。

 

そして迎えた天皇杯の前日。

勝又はこう語っている。

 

■勝又慶典選手:
「リーグ戦ではこれまでなかなかチャンスを掴むことが出来ていないので、ここでチャンスを頂けるのであれば、しっかり結果を出す必要があるし、出さなければ今まで準備してきた意味が無いと思っている。
自分は相手の背後のスペースに走り込むプレーを得意としている。相手は前からプレッシャーをかけてくると思うので、自分としては持ち味をしっかり発揮していければ良いと思っている。それによって当然自分達も体力的に辛くなってくる部分もあると思うが、相手を疲れさせることも出来るだろうし、チャンスを生み出す要素になってくると思う。
何度もチャンスが巡ってくるとは思っていない。プレー一つ一つの精度を高めて、少ないチャンスをしっかりモノに出来るように集中してプレーすることを心掛けたい。」

 

そしてフル出場を果たし、3ゴールに絡み勝利に貢献。

 

試合後のコメント

 

■勝又慶典選手:
「純粋に嬉しい。今シーズンなかなか試合に絡めていないので、こういうチャンスの時にチームのために自分が何を出来るか考えてプレーした。得点だったりアシストというのはチームの勝利に直接関わることなので、点を獲りたかったがゴールには絡むことが出来たし勝てたので良かった。
今日の試合をきっかけに、リーグ戦で良い方向に向かって行けるように、チーム全員でがんばっていきたいと思う。」

 

 

常にどんな状況であれ万全の準備を怠らない。
そこの準備の精度にも彼は拘っているのだろう。

 

そこにプロサッカー選手としての勝又慶典というものを確立していったのでしょう。

 

僕は彼の栃木での初ゴールは近いと確信している。