2013.2.10〜11 第2回びわ湖カップ なでしこサッカー大会

  〜東日本大震災復興支援大会〜フォトレポート

第2回を迎える、びわ湖カップなでしこサッカー大会に参加してきました。

この大会は第7回まで「Jヴィレッジなでしこカップ」の名称で開催されていたU-12の女子サッカー大会に代わるものとして開催することから、東日本大震災で甚大な被害を受けられた東北三県の一日も早い復興を祈念するとともに当該三県のサッカー界を支援する大会と位置づけて開催される大会です。

チーム関係者、ライオンズクラブマルベリーと多くの方々のご支援・ご協力をいただき参加できたことをまず、御礼申し上げます。
又、この大会に参加するにあたり、チームスタッフ、理事、岩下さんなど多くの方に準備をしていただき当日を迎えました。 

〈2/10 1日目 本厚木駅〉

新幹線組の選手11人、石野監督、長嶋コーチ、岩下さん(父)は早朝5時に本厚木駅に集合しました。

まだ外は暗い中、父母の皆様の送りで時間通りに集まり、いってきますの挨拶を済ませ改札をぬけました。
ここから滋賀への旅が始まりました。

又、今回同行としてチーム荷物、同行者が乗る車の運転を箕輪さんがしてくださいました。前日の9日の21時頃愛川を出発し、同行者の加々美さん、安本さん、渡辺さんを乗せ車にて滋賀に一足早く向かっていただきました。 

理事の大石さんは家の都合から少し遅れて新幹線にて駆けつけてくれます。

〈小田急線で小田原へ〉

無事電車に乗り込みました。早朝ということもあり、まだ電車は空いていました。まずは6年生4人と眠そうな果歩。その隣には監督。
向かいの席には、長嶋コーチ、岩下さん、そよ風、愛美。
相変わらず美帆と愛美はおかしな事をして笑っていました。それにつられ少しずつテンションが上がる手前の4人。
そよ風は岩下さんが出す小学生レベルのなぞなぞに悪戦苦闘。幼稚園レベルは自慢げに答えられるのに。。。

2人席には姉妹コンビの那奈と千慧。向かいは夏希と風羽吏のお母さんと子供コンビ!笑

朝が早いと言うのに皆とても元気でした。 

〈小田原から新幹線〉

初めて新幹線に乗るという選手もいる中、岩下さんの渡された切符をしっかり握りしめ改札を通過。しかし大人の長嶋コーチがまさかの帰りの切符を入れてゲートがしまるという失態。

チームの足を引っ張る。笑

ほとんどの選手がまとまって座れました。特等席の監督、コーチの列にはこの人。7番そよ風。

空腹を満たすと、ちょっかいを出し続けられ長嶋コーチは寝れず。やりとりに笑いが絶えない監督。

しまいには、きゃりーぴゃむぴゃむを聴いてテンションはこんな感じに。
他の選手達は思った以上におとなしく乗っていました。 

〈野洲に到着〉

米原で新幹線を下り、野洲駅へ。途中ある選手が切符を落としてテンションが地面ぐらいまで落ち込みましたが、無事野洲駅に到着。
先に待っていて箕輪さんと合流し、選手達は箕輪号で会場へ。
監督、コーチ、岩下さんはタクシーで会場へ。
ついに試合会場に到着です。 

〈大会会場到着〉

今大会の会場になる、滋賀県希望ヶ丘公園。サッカーコート8面の大きな緑溢れる場所です。天気もよく暖かい1日です。

先に会場入りしていた加々美さん、安本さん、渡辺さんとも合流。32チームの大会が始まります。

〈開会式〉

INAC神戸やマクドナルドといった協賛が大会の大きさを感じさせます。
又、一番は人の多さにビックリしました。32チームの選手、関係者。運営スタッフ。素晴らしい環境で2日間サッカーにのぞめる選手が少し羨ましい。
しかしFC厚木ガールズとして素晴らしい大会になる事を願い、開会式に参加しました。今回のこの大会は復興支援大会。
メディアなどでも大きく取り上げられましたが、東日本大震災で被害にあわれた小山史織さんが出た岩手の水沢ユナイテッドも参加。チームを代表して監督がお話をしていました。
サッカーが大好きだった小山選手の分までサッカーを楽しみ、頑張ると語っていました。サッカーが出来る幸せを強く感じる言葉に、会場にいた全国から集まった選手達は強い気持ちを持って開会式を終えたと思います。

〈1日目 対 根室ラベーナ〉

大会初戦となる根室ラベーナ戦。相手は北海道大会準優勝チーム。
前日のさぎぬま招待は大会を通して酷い試合をしてしまいました。

試合の入り、ゲームへの集中力もなく、厚木ガールズのサッカーは全く出来ませんでした。
初戦の根室戦は相手のゆっくりなサッカーに合わせ、気持ちも入っていないプレーが続きました。そんな状況で先制されるが、千慧のゴールで同点。
しかし、後半に右からのシュートを決められ1-2で敗戦。
大会初戦でまたしても酷い試合をしてしまいました。

 

又、試合終了後お忙しい中島崎コーチが車で応援に来てくれました。

 

対 根室ラベーナ 1-2  得点者:千慧 


〈1日目 対 井吹台SC〉

2戦目の井吹台SC。兵庫県2位、関西大会3位のチームです。
初戦の根室戦後、選手間でミーティングをし葵、6年生を中心に気持ちを切り替え、又どうしたらいいのかを話し合い井吹台との試合に臨みました。

少しずつFC厚木ガールズの試合を展開し、葵、そよ風のゴールで今大会初勝利をおさめました。

又、試合の途中に新幹線で後から向かっていた大石さんが到着。
現地で待っている皆は到着出来るか心配していましたが無事合流。

 

対 井吹台SC 2-0  得点者:葵 そよ風 


〈1日目 対 NGU名古屋FCレディース〉

3戦目に戦うのは愛知県1位、東海大会優勝。今回の一番の優勝候補NGU名古屋FCレディース。全体的に選手も大きくサイド攻撃を仕掛け、パワーのある選手がしっかりと遠い位置からもゴールを狙うチームでした。
立て続けに得点を奪われるが、厚木も1対1で負けず気持ちのこもった試合を展開。ゴールチャンスも多くあったが決められず。
今大会一番の試合をしてくれました。パスサッカーを展開し、梨奈、那奈、葵中心にゴールを守る。終盤、接触により那奈が負傷退場。
試合は0-2のまま終了。

 

対 NGU名古屋FCレディース 0-2 


〈1日目終了〉

予選3試合を終了し1勝2敗。しかし2位以下が混戦となり結果予選リーグ2位で2日目2位トーナメントに進みます。
初戦をしっかりと入り勝利し、名古屋にも勝ち切ってなんとか決勝トーナメントに進みたかったですが、チームのサッカーは試合をするに連れよくなり、厚木のサッカーを展開してくれました。
2日目に素晴らしい試合をこの流れでしましょう。 

 

ここで車で応援に来てくださった島崎コーチは仕事の為、帰られました。
激励の言葉をいただきました。 

〈宿へ〉

施設に隣接しているユースホテルへ。
選手、同行者の安本さん、大石さん、渡辺さんは全員で大部屋に。

石野監督、長嶋コーチは2人部屋。

加々美さん、岩下さん、箕輪さんは少し離れたホテルへ宿泊。

選手達は疲れをとるため、お風呂からご飯。

その後は選手のみでミーティング。 

〈宿の外にて〉

宿に着き、外に出ると前橋南の選手達がスパイクを磨いていました。
厚木ガールズではまだ見られない光景です。
これからその意識が出てきてくれればいいと思います。
しかし、彼女達を見ると色々な事を思い出しましたし、大事な事を再認識しました。自分たちが好きなサッカーをするうえで必要な道具。
それを大事にすることの大切さ。今サッカーが出来ている環境を当たり前と思ってはいけないという事。支えてくれる家族、チーム、そこに関わる全ての人がいてサッカーが出来る事。
スパイクを磨いていると自然とサッカーの話しにしかならないのです。
この前橋南の選手達もその日の試合の話をしていました。
道具と向き合う事でサッカーを振り返る事ができる。とても大切な事だと思います。

〈朝の散歩〉

朝6時15分にロビーに集合し、グランドまで朝の散歩。とても寒かったですが、選手達は元気。遠征恒例の大声での意気込みを一人一人発表。
2日目への強い気持ちを感じました。選手、スタッフ、そしてチームにとって素晴らしい大会になり、財産になりますように。 

〈宿を出発〉

2日目の大会に向けてグランドへ。

お世話になった宿の前でパシャッ!

〈2位トーナメント〉

2日目からはトーナメント。昨日の良い流れを無駄にせず初戦を迎えます。気持ちの入ったウォーミングアップ。声も出ていていい雰囲気。一人一人の顔も集中しています。

〈2日目 対 スカラブ大分〉

2位トーナメント初戦。大分のスカラブ大分。大分県1位、九州大会準優勝のチームです。厚木と同じようなパスサッカーを展開するチーム。

お互い気持ちのこもったサッカーを展開してくれました。
葵の左足のロングシュート、千紘の同点ゴールが決まり試合はPK戦。

一番のそよ風、二番の那奈が決める中、相手の二番目のシュートを梨奈がセーブ。三番の葵がしっかりと決め勝利。
準決勝へ進みました。 

 

対 スカラブ大分 2-2 PK3-2  得点者:葵 千紘


〈2日目 対 FC五十嵐ガールズ〉

準決勝のFC五十嵐ガールズは新潟県1位、北信越大会優勝チーム。

このチームも個々が大きく、パワーのある選手が多くいました。前線でしっかりとボールをキープし、シュートまでいく力がありました。

とても強い印象を受けました。
厚木としては珍しい乱打戦になりました。一度もリードを許す事はありませんでしたが、プレッシャーが甘く、打たれてしまう場面がまだまだありました。
開始早々、ゴール前で身体を張った風羽吏の飛び込みのこぼれを、そよ風が流し込む。風羽吏は負傷退場になりましたが、気持ちの入ったプレーを見せてくれました。

その後、千慧のハットトリック、千紘の2ゴールで6-3で勝利。ゴールまでの流れはどれもいい形でした。中々調子の上がらなかった美帆も非常に球際の強さ、サイドへのパスを展開していていいプレーを見せてくれました。

 

又、初日から同行してくださいました、安本さんが都合により一足先に帰られました。最後観られない安本さんの分もしっかり勝ちましょう!

 

対 FC五十嵐ガールズ 6-3  得点者:千慧×3 千紘×2 そよ風 


〈2日目 対 大阪COSMO.FC〉

2位トーナメント決勝は大阪府1位、関西大会4位の大阪COSMO.FC。

このチームの9番は以前観に行きました、葵、千紘、那奈、そよ風が参加した神奈川選抜招待大会の準決勝で神奈川選抜が対戦した大阪選抜の5番の選手でした。
選抜大会の時も一番上手い選手でした。足下の技術、パワーのあるプレー。

しかし選抜大会も今回の大会も葵は1対1で負けていませんでした。

攻め込まれる場面も多くありましたが、先制は千慧の素晴らしいミドルシュート。

しかし、キックオフゴールを決められ同点。
一進一退の試合が続きましたが、厚木もチャンスを決め切れず同点のまま終了。PK戦へ。
二番目の那奈のシュートはクロスバーに当たり失敗。一方の相手は3人が決め3-2で試合終了。
2位パート2位という結果で大会を終えました。最後勝利という形では終えられませんでしたが、非常に素晴らしい試合を選手達はしてくれました。

 

対 大阪COSMO.FC  1-1PK2-3  得点者:千慧 


〈長嶋コーチの後輩・加々美さんの教え子が激励〉

最後の大阪COSMO.FC戦に、長嶋コーチの小学校の頃からの後輩、高校のチームメイトで、少年団H-81で加々美さんが監督をやられていた時の教え子、鎗田志郎選手が来てくれました。
H-81 - FC厚木 - 厚木北高校 - 神奈川大学 - AC長野バルセイロ - SC相模原 - MIOびわこ滋賀(現)。

現在滋賀を本拠地にしますJFL、MIOびわこ滋賀に所属しています。
今年からキャプテンを努めることになったそうです。キャンプ終了後、時間を作って会いに来てくれました。
「夢を持つ事。それを信じて努力すれば必ず叶う。近い将来、女子サッカーが今以上に素晴らしい環境になる。自分の育った厚木でこのように頑張ってる女の子がいる事が本当に嬉しい。」と話してくれました。

来てくれてありがとう! 

〈びわ湖カップ最後のミーテイング〉

最終成績32チーム中10位で幕を閉じた、第2回びわ湖カップなでしこサッカー大会。全国規模の大会は課題もありますが。選手達、スタッフ、チームにとって大きな財産となりました。全国のレベルを肌で感じられた事。

FC厚木ガールズのサッカーは全国でも通用するという事。

更に成長しなくては絶対にいけないという事。

一人一人が今回の大会を通しての感想を話してくれましたが、全ての選手が同じ事を言っていました。大会に参加出来て、この経験を次に活かしたいと。

この経験が必ず、力に変わる事でしょう。

 

チーム優秀選手はキャプテンの葵。

大会を通してキャプテンとして、強い気持ちでチームをプレーでも引っ張ってくれました。

葵だけでなく今回参加した全ての選手が頑張ってくれました。

〈滋賀から神奈川へ〉

大会を終え、箕輪号にて加々美さん、箕輪さん、大石さん、渡辺さんは車にて神奈川へ出発。

選手、石野監督、長嶋コーチ、岩下さんは会場から野洲までバスで移動。
米原へ向かう途中、お土産を買うため彦根で途中下車。 

〈ひこにゃんと一枚〉

お土産を買うため、彦根へ。駅に着くとひこにゃんがお出迎え。
選手みんなで一枚。疲れていると思うけど、とても楽しそうな笑顔。
各々お土産を購入。3000円のお小遣いをしっかりと握りしめ楽しそうに選んでました。 

〈新幹線で小田原へ〉

米原に着き、新幹線の発車まで1時間以上あったので休憩所で選手達は買った夕飯を食べ、時間を過ごしました。

さすがに疲れがみえる選手も。

帰りの切符を岩下さんから渡され、帰りの特等席は5年生果歩。

だいぶ嫌がってましたが。笑

6年生4人と、風羽吏、千慧はイスを逆にしボックス席にし、テンションは行きよりも高く。一人横の席になってしまった那奈も楽しそうに加わってました。愛美と果歩。そよ風と夏希。楽しそうに滋賀遠征最後の新幹線を楽しみました。


〈小田原〜本厚木到着〉

2時間ほどの新幹線から小田原に着くとさすがに選手達は疲れが出たようで、特に6年生は小田急線ではさすがに力尽きました。

しかし残りの選手は最後まで笑いの絶えない時間を過ごしました。
愛甲石田で那奈、そよ風とお別れ。

本厚木に着くと、先に到着していた大石さん、そして半澤さん、箕輪さんの奥さんが改札口でお出迎え。
そして、選手みんなのお父さん、お母さんがお迎えに。
悔しい思いをした選手、やり遂げた選手、色々な選手がいますが、2日間頑張った選手達を皆さんが笑顔で迎えてくれました。

こうして初めて参加した滋賀遠征は無事終わりました。 

〈最後に〉

今回、滋賀遠征に参加するにあたり、準備をしていただきました理事の方々、そして岩下さんありがとうございました。

又、ご支援、ご協力いただいた厚木ガールズ関係者の皆様ありがとうございました。

最後に協賛いただきましたライオンズクラブ、マルベリー支部様、誠にありがとうございました。

 

今回の経験を力に変え、素晴らしいチームによりなれるよう頑張っていきます。